わが子は声がデカイ。
小声&ボソボソ喋りの両親から生まれたとは思えないほど、デカイ声を出す。
喉に拡声器でも入ってるんじゃないかって思う。これが生物の進化ってやつかってマジで思う。
あと将来大物歌手になれそうとも思う。
親バカである。
スポンサーリンクもう一度いうが、まめ太は声がでかい
生まれてからしばらく経ち、声が出せるようになり、なにかおしゃべりしようとしている姿は親としてとっても嬉しい。そしてかわいい。親が見えなくなると不安で、「きゃー」って呼んでくれるのもそりゃあ嬉しい。そしてかわいい。
しかしその声のボリュームには異を唱えたい。MAXである。
「きゃー」
が標準だとすると、
「きゃー」
くらいはいっている。
もう本当、デカイ。
そして悪気がない。
たぶん、「声が出せる→声は小さいのと大きいのがある」くらいまでは成長したんだと思う。だから、声は小か大かは使い分けられるようになったのだと思われる。しかし調整機能がデジタル。極端である。
先月、生後4ヶ月のころは、真顔のまま、ちょっとした騒音並みの声で叫んでいて、近所迷惑っていうかお隣さんの壁とか壊れてないかなって思った。「この声のせいで最近、地震が多いのかな?」とも数回くらい思った。
妻のママ友さんと話しているときに、赤ちゃんの声がデカイのは「あるある」なのかと思って話したら「そんなことはなかったですね」と言われて、余計に声のデカさに不安を覚えた。
それくらいの大声である。
(ちなみに外出すると静かになる。ちゃんと空気読める)
しかし最近は一転。
さえずるようなやさしーい声を出すようになった。
「ァぁ〜♪ワァァァ〜」
やさしっ!
なにそのエンジェルボイス。
なんの変化なのかはさっぱりわからないが、大声を出すよりもエンジェルボイスを出す機会が急激に増えだした。
わが子のやさしい声ってすごいですね。


って目尻が45度くらい傾く。もはや孫をみるおじいちゃんおばあちゃん。
そうそう、はじめからこれをやってくれればー。
お父さんもお母さんもニッコニコよーってなものである。
察するに、わが子もいろいろな方法で親の気を引こうとトライ&エラーを繰り返していると思われるのだが、やさしーいさえずるようなエンジェルボイスを出すと、親がバカみたいにニコニコしながら自分に近づいてくるということに気づいたのだろう。これなら、大声を出してエネルギーを割いたあげくに「まめ太郎しずかにーー!」とか言われなくても済む。
まさに北風と太陽。
ウィンウィンである。
一種の成功体験である。
親を呼ぶ手段のイノベーションである。
まめ太郎はエンジェルボイスを学び、親のニッコニコを勝ちとったのだ。さすがわが子。よりよく生きておる。
そんなわけで、沖縄で一番過ごしやすいと言われるうりずんの3月。わが家には、エンジェルボイスとあたたかな春が訪れている。
「ァぁ〜♪ワァァァ〜」