よく出産の痛みは、スイカで例えられます。
「出産は鼻からスイカが出てくるくらい、痛い!!!」
けれど、鼻の穴とスイカの関係はあまりに非現実的すぎて、どの程度痛いのか、まったく想像がつかない。
いや、痛いのはわかるんですよ。
だって鼻からスイカが出て来ちゃったら、鼻の穴が大変なことになっちゃうし・・・。
でもやっぱり、どのくらい痛いのか、どんな痛みなのか、それが気になる。
いろんな先輩方が出産体験記を書いてくれているので、最近はよく読んで、勉強して(というより怯えて)います。
どんな痛みなの?
どんな痛みを感じたのか、ネットから拾ってきた感想がこちら。
- 生理痛の1000倍痛い
- ボーリングの玉を肛門から無理矢理ひねり出す感じ
- 脊髄にもの凄い強さの電流が、一気にドーンって流れてるかのよう
- 出産よりも、陣痛が辛い
新手の拷問かってね・・・。
よく書かれていたのが、「出産よりも陣痛がいたい」ということ。
てっきりお産のときが痛みのピークかと思っていたけど、その前の陣痛ですでに痛みのピークを迎えるみたいです。
うわーそうなの?
陣痛でちょっと心の準備して、ドカーンって感じだと思ってた。
すごい不意を打たれたかんじ。
そのまま知らないで出産を迎えてたら、「話が違う!」と思わず突っ込んでしまいそう・・・。
そして、結局ぜんぜん、どんな痛みかわからない。
生理痛の1000倍が計算できるといいんだけど、数学苦手だったしな。もっと勉強しておけばよかったなぁ。
オランダのテレビ番組では、男性が出産の痛みを疑似体験する企画もあるらしい。すごいもがいているから痛いのだろうけど、これも実感にはつながらない。
みなみのひげに「ためしにやってみたら?」と言ったら、

といってました。
試すどころか産む気かい。
考えてみたら、私、三大激痛をすでに経験してた
やはり、どんな痛みなのか知るには、出産を経験するしかないみたい。いまいちわからない。
けど、これだけ調べると、とても痛そうなことは、すでに伝わってきました。
うぅー、怖い。
でも考えてみたら、私、三大激痛といわれている「尿路結石」を体験したことがあるんですよね。ピチピチの高校1年生というだいぶ早い時期に。
世界三大激痛は、群発頭痛、心筋梗塞、そして、尿路結石。
あ、出産入ってない。
と、いうことはですよー?
ひょっとして。出産よりも痛いであろう尿路結石をすでに体験してるから、余裕のよっちゃんなんじゃなイカ?
でも、あれかな。
出産は女性しか体験できないから、「“世界三大激痛”には入れられません」なんて話で、ランキング圏外なだけってこともあり得るのかな。
尿路結石の痛みを解説してみる
さて、ひとまず、世界三大激痛に選ばれている尿路結石の痛みを解説してみましょう。
(もう10年以上前のことだから、記憶が定かではないですが・・・)こんな感じです。
- 血尿が時々でる。このときは痛みなし(病院行っても、原因不明っていわれる)
- 数ヶ月後、突如、腹痛に襲われる
- 痛みは数十分おきにどんどん増し、立っていられないレベルに
- 下腹部だけでなく、背中・脇腹周辺にも重い痛みが
- 耐えきれず、夜間に救急車を呼んで、国立病院へ搬送される
- 病院で待っている間、激痛から嘔吐する
- 痛み発生から5時間後くらいに、ようやく痛み止めかなにかを打ったのかな?(このあたりの記憶曖昧)
- 一晩、病院で過ごし、痛みが落ち着いたところで帰宅
- 2〜3週間後、尿とともに石が出る!
私の場合、尿路結石は一晩しのいだら痛みがなくなったので、出産に比べたら痛みに耐える時間は短かったのかも。それでも、痛みで喋る余裕がないほど、なかなかの激痛でした。
痛みで嘔吐するなんて、このときが最初で最後だったような?
「出産も吐くほど痛いのかな?」と調べてみたら、出産中も痛みで嘔吐する人がいるそうです。マジかー。
ってことは、尿路結石と同等、もしくは、それを上回る痛みなのかしら。
うーん、自分で体験するまでは、どのくらい痛いのか分からずじまいか・・・。
赤ちゃんが生まれてくるのだから、「痛みよ、いくらでもバッチコーイ!」ってなれたらいいんだけど、小心者の私にはムリだな。
出産になったら必死で尿路結石の実績を思い出し、自信を取り戻そうと思います。