沖縄では、梅雨の時期に突入しています。
雨の日の週末はやれることが限られてしまうので、今回は姉に勧めてもらった漫画を読んで過ごすことにしました。
産婦人科医が主役の漫画「コウノドリ」
漫画の名前は、コウノドリ。
産婦人科医の男性医師が主役で、妊婦さんとその旦那さん、家族を中心にストーリーが展開していきます。
自分が妊娠しているせいか、妊婦さんに感情移入しやすいです。
姉からは「いろんな出産があるんだなーって勉強になったよ」と、すすめてもらいました。
それ以外にも、医師や助産師さんの立場についても勉強になります。「医師はこうやって判断しているのかー」「医療機関って、責任の重い仕事なのだなー」って。
正直、出産前に読んだことでとんでもなく不安に苛まれましたが、それでも読んでみてよかったです。
夫婦で「コウノドリ」を読んでみて
10巻までしかまだ読んでいませんが、私が「とくに読んでよかったと感じたこと」を書き出してみると、2つあります。
1、夫婦で話し合う良いきっかけになった
コウノドリって出版社が男性誌のモーニングなんですよね。そのためか、夫もあまり抵抗なく、楽しんで一緒になってマンガを読んでいます。
そして読み終わったあとには、夫婦で出産のリスクについて話し合うきっかけになりました。
マンガでは、お産のタイミングで「母か、子か、どちらを助けますか」と旦那さんが選択を迫られたりするわけです。








出産時のもしものときの話なんて、今まで出てきませんでした。
でもマンガを読んで、もしものときについても少し話せただけでもよかったなーって。
出産って病気じゃないから、あまり死ぬイメージがありませんでしたが、でも事実、出産で命を落とされてしまったかたもいるんですよね。
だから人ごとじゃないって、実感するようになりました。
2、障害について知ることができた
出産時のリスクについて知れた一方、胎児についても知ることができました。
妊娠してからというもの、「もしも自分の子どもが障害を持っていたら」って、頭をよぎって不安になるときがあるんです。
どうして不安になるのかっていうと、自分に育てられるかわからないから=障害について知識がないからっていうのも少なからずあるのかも。
マンガでは、妊娠中や生まれた後に子どもの障害がわかり、喜びとともに、戸惑い苦悩する両親の姿が描かれています。
どのような障害が起こり得るのか、どのくらいの確率でその障害が起こるのか、これからの治療や生活は、どのようにしていくのか、など、マンガを読みながら障害についての知識をつけることができるのも、コウノドリの魅力だと思います。
とはいえ、コウノドリを読んでから知った障害も多く、不安が増えたといえば増えたような・・・。

と夫に伝えてみたところ、

と、お腹に顔を近づけ、まめ太に向かって、

なんだろ、これは。
でもこうやって和ませてくれるあたり、さすが夫さん!
「いざってときに備える」まではいきませんが、子どもに障害があったらって話を夫婦でできたきっかけにもなったので、やっぱり読んでよかったです。
マンガを読んで不安になることも多いですが、続きを読んで勉強して、出産に望みたいです。